酸化しやすいローズヒップオイル,少しのコツで使い方は簡単!

ローズヒップオイルは、美容オイルの王様と呼ばれ、肌の保湿から肌にできた傷をサポートするなど、全身に使えて多くの効能があることがわかり、一躍有名になりました。天然植物オイル界の恐るべきキャリアオイルです。
「私はスキンケアはローズヒップオイル1本でいける!」と言う方も多く、管理人のように超ヘビーユーザーも少なくありません。

ここでいうローズヒップオイルとは、野バラの種子から抽出精製された、ローズヒップシードオイルのことです。
1キロの野バラの種子から、たったの3グラムしか抽出できないので、すごく希少なオイルです。
ですので、ハリウッドスターではミランダカーも愛用でミランダプロデュースのスキンケアブランド、KORAでもローズヒップオイルを販売していますし、キャサリン妃も愛用していることは有名なので、既にみなさんご存知だと思います。

ローズヒップオイルとは、野バラの種子から抽出精製されたオイルのこと。市販されている多くのものがオーガニックのピュア100%オイルですが、中にはアルコールによって抽出されたものもあるので、気をつけましょう。 1キロの野バラの種子から、わずか3グラム程度しか抽出できない希少なオイルです。

もちろん、ローズヒップオイルが全てのスキンケアの代用になるわけではありません。
クレンジング、洗顔、水分補給のローション、普段お使いのスキンケアにプラスして栄養を与えてあげる、カテゴリーで言えば「美容液」に入ります。

ローズヒップオイルから期待できる効果

100%オーガニックローズヒップオイルが様々なメーカーさんから発売されています。
多くのメーカーさんがうたっている、ローズヒップオイルの効能。それは、

  • 毛穴ひきしめ
  • 肌のハリ
  • くすみとり
  • 傷を癒す
  • 妊娠線の予防
  • 肌をきめ細かくする
  • 保湿効果

などがあります。これらのお悩みを持つ方には是非取り入れて欲しいナチュラルオイルです。

そして!
ローズヒップオイルと言えば一点、大きな欠点がありますね?
この欠点が気になって、様々な情報を探し求め、まだ手を出せないでいる方、よくわかります!
情報も正しくない物も本当に多く出回っていますので、調べている間に買う気が薄れてしまうこともあります。
そのローズヒップオイルの大きな欠点とは・・・?

 

 

ローズヒップオイルの大きな欠点!

ずばり、ローズヒップオイルの欠点は酸化が早いことです!
ローズヒップオイルの酸化の早さは都市伝説ではありません。
他のキャリアオイルとは完全に性質が違うとして取り扱う必要があります。

ただ、ローズヒップオイルの酸化が早いからといって使用を躊躇する必要は全くありません。
その欠点があっても使う価値のある美肌オイルですので、取り扱いのコツを参考にしてください!

ローズヒップオイルのブランドと容量

ローズヒップオイルは、オーストラリアでは10社以上のメーカーが販売していますが、そのどれもが小瓶です。オーストラリアではドラッグストアなど、簡単に手に入りやすく色々なところで販売されています。
ローズヒップオイルを取り扱っている有名なブランドはこちら。

ここであげたどのブランドも、遮光のために茶色いボトルで販売しています。
小瓶の大きさは、10ml(コスメア)、15ml(トリロジー)、20ml(トリロジー)、23ml(エイキン)、30ml(トリロジー、サーズデープランテーション、スキン)、42ml(コスメア)、45ml(トリロジー)とメーカーによってほんの少しずつ変わります。

Amazonや日本のECサイトでなぜこんなに安く販売できる理由がわかりません・・・送料は?!為替は?!オーストラリアとほぼ変わらないんです。

ローズヒップオイルを使い切る期間

酸化させないための一番の秘訣は、毎日使って無駄なく終わらせること!
管理人の経験では、20mlのローズヒップオイルを使い切れる期間は約1か月
朝晩2回、毎日のスキンケアに使い、たまに集中ケアでローズヒップオイルマスク用に多めに使った場合、3週間ちょっとというところでしょうか。せっかくローズヒップオイルをお顔につけるなら、デコルテ、首にも使ってあげて下さい。首の老化も見た目年齢を加速させます!

ヘビーユーザーの管理人は、セールで20mlが安く買えたなどの場合を除き、通常40ml前後のものを使っています。

2~3日に一度ローズヒップオイルを使うなら20ml。
毎日朝晩と使うなら45ml。

夏は肌がべったりするけど、日焼け後ケアなどにローズヒップオイルで集中ケアしたい場合は、10mlから20ml。
乾燥する冬場はローズヒップオイルは毎日活躍!45mlと使い分けるのもおすすめです。

ローズヒップオイルを酸化させないコツ

  • 3か月以内に使い切れるサイズのボトルを買う。
  • 使った後は必ず蓋をきっちりする
  • 暑い季節は暗くて涼しいところで保管

この点を守っていれば、酸化しやすいローズヒップオイルでも恐れることなく、無駄なくスキンケアに使うことができるので、安心してください!
ローズヒップオイルはどれくらいで酸化が始まる?

ローズ一ヒップオイル開封前

開封しなければ、メーカーの表示する消費期限(2年後くらい)までは問題なく新鮮な状態で持ちます。下の写真、これはオーストラリアで有名なKOSME(コスメア)のローズヒップオイルですが、EXP 07/19となっています。2019年の7月までに使えば大丈夫です。

 

現在私が使っている物は、TRILOGY(トリロジー)のもので、今年の11月に期限が切れますが、酸化しそうな匂いは一切ありません。

ローズヒップオイル開封後

一度ローズヒップオイルを開封してしまうと、空気に触れる部分からすぐに酸化が始まります。ほとんどのメーカーでは開封後6ヶ月ほどで使い切るように勧めてます。

15. 開封したらどれくらい持ちますか?

開封後の推奨使用期限は6~12か月です。外側のパッケージングに開封後の推奨使用期限を示すシンボル(例:6M)がプリントされています。

トリロジー公式サイトより

How long do Kosmea’s products last?
Our natural skin care range has a shelf life of 36 months from the date of manufacture if unopened. Once opened, products must be used within 6 months.

KOSMEA(コスメア)公式サイトより


コスメアの商品はどれくらい持ちますか?

私たちのナチュラルスキンケアレンジは、製造から開封していない状態で36ヶ月となっています。開封したら、6ヶ月が使用期限です。

 

ローズヒップオイルの酸化のウソとホント

いろいろなブログやまとめサイトでは、1か月過ぎると酸化してします!絶対使っちゃダメ!と記載されているようですが、実はローズヒップオイルのボトル付近に付着したオイルだけが酸化していることが多いので、毎日使うなら45mlサイズのローズヒップオイルを買っても心配する必要は全くありません。

ローズヒップオイルの色々なスキンケア方法はこちらからご覧いただけます。

ブースターにもなるローズヒップオイルの使い方と順番。

2021.01.16

ローズヒップオイルの集中ケアパックの方法

ローズヒップオイルを使い切る為にも、この美肌集中ケアパックをおすすめします!
化粧水で肌を整えた後、ローズヒップオイルでパック、その後美容液などいつも通りのスキンケアをします。

何より安く!自宅にあるものでエステ効果が得られます!

用意する物

 

 

  • タオルとビニール袋
  • ローズヒップオイル(コスメアとトリロジー両方写真に映っていますが、今回はトリロジーで)
  • こおり水とスプーン

ローズヒップオイルで集中ケアパックの方法

1.清潔なタオルを濡らししっかりと絞ったものを、ビニール袋に入れ電子レンジで温める(約20〜30秒ほど)

 

2.数滴のローズヒップオイルを顔全体に伸ばし、温めたタオルで顔をパックするように押さえます。

使うローズヒップオイルの量はこれくらい。。。いつものスキンケアよりも少し多めにしてください。
スポイトつきのボトルだったら、スポイトの半分くらいでまず試して頂いて、タオルを温め直す時にさらに散布してもオッケーです!

このとき火傷しないように気を付けてくださいね!
ちなみに、タオルの端は濡らさないでおくと、その部分は熱くならないので素手でタオルを握っても大丈夫ですよ!

蒸しタオルを顔にのせます。
そうすると、肌の奥からじ〜〜んとする感じが・・・これは効きそう!という感じがします。
首やデコルテ部分も是非やってあげて下さい。

タオルの暖かさが冷めてきたら、再度電子レンジで温めて顔パック、この工程を2~3回繰り返す。
あっという間にお肌の血色がよくなり、肌がふっくらすることから毛穴の開きが目立たなくなります。

3.さらに毛穴ケアを一緒にしたい!という方は、氷水とスプーンをご用意ください。

 

こおり水の中で冷やしたスプーンを、顔の毛穴の気になる部分などにぴたっぴたとくっつけると、毛穴が引き締まります。

おすすめのパックの仕上げ方法

この冷やしスプーンでお肌ぴたぴた。
これは毛穴を瞬時に縮めることと、きめ細かい肌にすることの両方に即効性の効果があります。

また、目元のシワも、シワが消えるわけではないですが一時的にぴーんとはるような感じになります。
高いアイクリームを使うよりもすぐに効果があり、ほぼ、タダ!

 

ローズヒップオイルの匂いが気になりだしたら

まずは、ボトルの口などについたローズヒップオイルを拭き取ってみる。
こうすることで改善され、ほとんど匂いが気にならないようなら、ボトルに残っているローズヒップオイルはまだ酸化していません。
拭き取っても匂いが気になって、顔につけるのは抵抗があるなと思えば、かかとケアなどボディに使うのがお勧めです。枝毛ケアにもなるので、洗髪のあとタオルドライをして、毛先部分にローズヒップオイルを塗りこむことができます。

管理人の経験から言えば、実際匂いが気になりだすのは4か月くらいです。
でも3〜4ヶ月も45mlであっても1本のローズヒップオイルが空にならないことはめったにないのですが・・・

酸化したローズヒップオイルはどんな匂い?

そもそも、ローズヒップと言う名前のイメージから、「バラの香り?」と思う方もいるようなのですが、バラの香りはしません!オーガニックで100%天然のローズヒップオイルは、100%種子オイルなので元々クセのある匂いです。香料も入っていませんので、普通のスキンケア商品のような香りは一切しません。そして酸化が始まると、その匂いが強くなり、少し生臭い匂いがします。

紫外線にあたるとオイル焼けする?

ローズヒップオイルが酸化が早いオイルであるがために、酸化から話が枝分かれして色々な情報が飛び交っているようです。

  • ローズヒップオイルは朝使わない方が良い
  • 顔の皮膚の表面で酸化する
  • 光毒性がある

ですが、ローズヒップオイルにはそのような報告はされていないそうで、トリロジーやコスメアの公式ブログの方でも、「朝、晩に使うオイル美容液です」とはっきりと記載されています。一般的にスキンケアは何でも、日焼け止めの行程は特にですが、顔に散布してから15分から20分経過してから日の下にでましょうとされています。

顔の上で散布した物がしっかりと定着するからだそうです。なので、ローズヒップオイルも例外ではなく、朝散布して、スキンケアをして、メイクをする、少し余裕をみて紫外線の下に出た方がより良いですね。

また、ニュージーランドやオーストラリアで製造されているもの・・・日本と比べて紫外線が7倍!暑い地域が多い!このような極端に紫外線環境の悪い国で盛んにスキンケアに用いられているんです、もし皮膚上で酸化したりなんらかの悪影響があれば何十年も前に店頭から去っていたことでしょう。

まとめ

管理人は、ほとんど毎日ローズヒップオイルを使います。
真夏で汗を多くかく季節、なんとなくベタつくスキンケアが嫌だなと思うときでも、汗をかいて失われる皮脂をカバーするために使います。

集中ケアを取り入れるタイミングは決まっていませんが、

うわっ!肌が疲れて老けてる〜。こわっ!
目のまわりのクマ!ドラッグディーラーかよ
小鼻などの毛穴、やばくない?!

などとちらっとでも思った場合(週に1〜2度はツッコんでいます)、迷わず電子レンジへ・・・
40歳のお疲れ肌、救世主的なローズヒップオイルです。

ローズヒップオイルとは、野ばらの実から抽出したオイルです。
メーカーによって抽出の仕方は変わりますので、同じローズヒップオイルといえど少々テクスチャーや色が違うのが興味深いですが、ほとんどのメーカーのものがオーガニック認定されています。野ばらは自生できて力強く生きられる生命力の強いものなのだと思います。

自然のパワーがいっぱいのローズヒップオイルのきちんとした情報を知って頂き、是非お助けスキンケアとして投入して見て下さい。