発汗に美肌効果はある?デトックスと毛穴ケアはウソ!

つっこんだコスメレポ,美容に関すること,自分へご褒美をあげたい時に読んで欲しいブログです!
みなさんのまわりで、年齢はほとんど変わらないと思うのに、肌がつるつるだなあ〜と思うお友達はいませんか?
先日ご紹介した、という記事にある通り、汗をかいて毛穴が開くお話。
では、メイクをしていなくて汗をかいた場合、お肌に美容効果があるか?!考えてみましょう。
スポーツ、運動、エクササイズに限らず、温泉やお風呂、サウナにも発汗作用があります。
私たちの肌の細胞は、正常な周期でいくと通常28日で生まれ変わります。通常と言うのは、20代までの若々しいお肌・・・
例えば私、管理人でいいますと40歳ですので、何もしなければ一ヶ月半から二ヶ月という時間をかけて肌の生まれ変わるサイクルが働いているそうです。それを一般的にターンオーバーと言うのですが、ターンオーバーを正常なサイクルにする、新陳代謝アップは発汗による作用の1つとなります。
ただ、一般的に思い込まれている、汗をかくことで毛穴の掃除をするとか、汗をかくことで老廃物を排出してデトックス!といったことは、正しい情報ではありません。Wikipediaによると、汗に含まれる成分は、
体内毒素や老廃物といった、健康を害するものが汗をかくとともに洗い出せるわけではありませんので、デトックス効果があると思い込まないよう注意が必要です。
他には、熱いお風呂に長く浸かれば美肌効果がある!乾燥肌に効果的である!長風呂=肌の潤いがアップするといったことは少々言いすぎです。肌を保護する物がながれおちてしまい、逆に肌がふやけてしまう原因にもなります。適度な温度で、15分前後の半身浴程度がおすすめです。
汗をやみくもにかくことが良いわけではないといいつつ、日常生活で汗をかく肌状態は肌によいと言われています。
???なんだかちょっとわからないですね?
なぜ汗をかくかというと、それは体温調節のためです。お風呂や温泉に入ったり、エクササイズなどをすると体温が上がり、平熱を維持するために発汗します。実はこの汗が皮膚の常在細菌に重要な役割を果たすします。肌には、多くの常在細菌があると言われています汗が皮膚常在細菌を活性化させるのです。
健康を保つためには常在細菌が重要であり、腸内細菌のバランスを整えることが注目され、腸内フローラという言葉も一般的に良く使用されるようになりました。しかし、重要な常在細菌は腸内細菌だけでなく、皮膚にも常在細菌がいて私たちのストレスフルな外的刺激などから守ってくれています。皮膚は人体で最大の臓器ともいわれ、皮膚には多くの常在細菌があると言われています
”出典:東京医療保険大学”
美肌の維持、肌の清潔さ、肌のコンディションを維持するのに必要な常在細菌。肌環境を維持ができるのはこの皮膚常在細菌のおかげと言われています。
あまり知られていない皮膚常在細菌ですが、外部刺激、カビや花粉などから肌を守り、肌を弱酸性に保つのに大きな役割をはたしてくれます。その常在細菌に大切なのが汗です。皮膚常在細菌は一定の皮膚温が生存に必要な為、運動やお風呂などで汗をかくことは重要になってきます。
皮膚常在細菌を育てる以外にも、毎日の生活の中で汗をかく習慣を持つことはいいことだと証明されています。まず、運動をすることに得られる利点を見てみましょう。血液が身体のすみずみにまで行き渡り、新陳代謝が活発になります。そうすることで、40代のサイクルが長くなってしまった肌はターンオーバーが促され、正常の28日周期に近づきます。古い角質が剥がれ落ちやすくなることで、新しい肌が再生され、潤いやハリがでてきます。くすみやクマが解消するなど、人から見てもわかりやすく、美肌効果が現れます。
お肌のために見逃せないターンオーバーですが、新しい細胞を作るための栄養が体に行き渡らなくなってしまいます。日頃から運動をする習慣がないと、血液の停滞を招いてしまいます。
発汗にもいろいろあることがわかりました。基本的に汗は毛穴からでるわけではありません。
汗をかくと毛穴が開くのに、デトックス効果もないなんてなんだか理不尽に感じますが、それでも美肌へつながる運動と汗の重要性はわかりました!40代女性が近代ではぐっと若く美しいのは、女性が活動的であるからでしょうか。お互い頑張りましょうネ!
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