ニキビの悩みの種類をあげてみると、ニキビ肌トラブルで悩む人にとっては、それはそれは色々な悩みが出てくるものです。とにかく顔にあるそのピンクのポチがなくなりますように!祈るような気持ちで鏡に映るニキビを眺めますよね。どんな美人でも目立つニキビが顔全体にぶわっと広がっていたら、それは「美人」ではなく「ニキビが酷くて気の毒」になってしまいます!
ニキビについての悩みはとても多いので、ニキビに効く薬を探すこともあるでしょうし、洗顔方法、家庭でできるニキビケア、どうして白ニキビと赤ニキビがあるのかな?眉間にできるニキビはどういう意味があるんだろう?自分で作れるヨーグルトパックがいいの?など、どんどんと情報を集めているうちに、ティーツリーオイルというオイルに行きあたるかと思います。
殺菌効果があってアクネ菌の繁殖を防ぐと言われている天然のオイルです。
ティーツリーオイルとは
ティーツリーオイルとは、主にオーストラリアの東海岸部に生息する植物で、学名はMelaleuca alternifoliaという、歴史をさかのぼると、オーストラリアの原住民であるアボリジニの人々が天然の治療薬として使っていました。「お茶の木」ではありません!内服以外には薄めても使えるし、傷も治せる、風邪予防にもなるということで、戦時中はオーストラリア兵の薬としても活躍していました。いろいろなスキンケアのトラブルに効果があるため人気がでて、日本でも通販などで手軽に買えるようになりました。
名称は、ティーツリーオイル・ティートゥリー・ティーツリー・メラレルカとして知られています。オーストラリアには他にもティーツリーと呼ばれる植物が何種類がありますが、ティーツリーオイルというエッセンシャルオイル、精油が採れる植物は、300種近くあるマートル系の植物、Melaleuca(になります。
ティーツリーオイルが効くニキビはどんなニキビ?
ティーツリーオイルは様々なスキントラブルに使う事ができますが、殺菌効果がとても高い精油です。
そのためニキビは炎症してしまった状態ですので、できてしまったニキビを鎮静させたり、赤みをひかせたり、少しずつ小さくなることが多いという症例が多いのが事実です。ただ、ニキビと言っても思春期にできるニキビではなく、肌のターンオーバーの低下によって起こる「大人ニキビ」に効果的です。
年齢を重ねると肌の代謝が悪くなり、ターンオーバーの周期が乱れます。そうすることで、角質がきちんとはがれず、毛穴を塞いでいきます。さらに肌の乾燥によって角質層を厚くしてしまいます。
その塞がった毛穴に繁殖するアクネ菌によって、大人ニキビができるのです。
そのメカニズムとは、まず肌の代謝が悪くなることで、ターンオーバーが遅くなり、古い角質で毛穴をふさいでしまいます。また、「肌の乾燥」は毛穴をふさぐ角質を厚く、堅くし、大人ニキビをさらに頑固にさせる原因ともなります。こうなることで、ふさがった毛穴にアクネ菌が繁殖し、そこでできた炎症が「大人ニキビ」となってしまうのです。
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